ささやかな        

今年3月ステージIの乳がんを告知されました。それ以降、乳がんについてのまとめサイトや闘病中の方のブログがとても参考になっています。あくまでも個人のささやかな備忘録ですが、その一端に連なることができたらいいなと思っています。

手術翌日から退院

手術の翌朝から常食が出たが、さすがにほとんど食べられなかった。

この日から痛み止めの薬と胃薬が出る。

足の器具、排尿のチューブなどがはずされ、尿検査、手術部位のX線検査をして、

元の病室へ戻る。

左脇のドレナージのチューブはそのまま。

 

抗生物質の点滴が2本。

この日だけ昼食後に抗生物質を2種類飲む。

午後あたりからは思いの外普通に歩けるようになる。

 

夕方からはリハビリも始まる。

リンパ郭清を幸いにもしなくてすんだので、浮腫の可能性は低いとのこと。

胸をがっちり固められているので大変だけど、腕も意外に動かせた。

リハビリは退院前日まで約1週間続いた。

 

点滴は手術の翌々日までで、点滴がなくなるとすることもないので、歩いたり、

本を読んだり。

胸のガーゼ類も3日目にはとれて、息がようやく楽になったが、テープにかぶれて

あちこちかゆくて夜あまり眠れないので、軟膏を出してもらった。

4日目に抜糸。

ドレナージのチューブがとれたのは退院の前日だった。

この間、血液検査を2回、つごう4本の採血。

 

次回の外来の予約をとってもらって、晴れて退院。

退院と同時に痛み止めと胃薬も終了。

 

費用は、入院13日間(外泊2回)、左乳房の温存手術(部分切除、センチネル・

リンパ生検、リンパ郭清なし)+その他で、3割負担、高額療養費限度額適用認定証

を使って、約9万円でした。

 

 幸いにも、主治医が朝・昼・夕とこまめに様子を見にきてくれたほか、看護士や

療法士もよくしてくれて、入院中は快適、というか、不安なく過ごせた。

でも、傷と胸の多少の変形を見たときはやっぱりちょっと哀しかった...