手術翌日から退院
手術の翌朝から常食が出たが、さすがにほとんど食べられなかった。
この日から痛み止めの薬と胃薬が出る。
足の器具、排尿のチューブなどがはずされ、尿検査、手術部位のX線検査をして、
元の病室へ戻る。
左脇のドレナージのチューブはそのまま。
抗生物質の点滴が2本。
この日だけ昼食後に抗生物質を2種類飲む。
午後あたりからは思いの外普通に歩けるようになる。
夕方からはリハビリも始まる。
リンパ郭清を幸いにもしなくてすんだので、浮腫の可能性は低いとのこと。
胸をがっちり固められているので大変だけど、腕も意外に動かせた。
リハビリは退院前日まで約1週間続いた。
点滴は手術の翌々日までで、点滴がなくなるとすることもないので、歩いたり、
本を読んだり。
胸のガーゼ類も3日目にはとれて、息がようやく楽になったが、テープにかぶれて
あちこちかゆくて夜あまり眠れないので、軟膏を出してもらった。
4日目に抜糸。
ドレナージのチューブがとれたのは退院の前日だった。
この間、血液検査を2回、つごう4本の採血。
次回の外来の予約をとってもらって、晴れて退院。
退院と同時に痛み止めと胃薬も終了。
費用は、入院13日間(外泊2回)、左乳房の温存手術(部分切除、センチネル・
リンパ生検、リンパ郭清なし)+その他で、3割負担、高額療養費限度額適用認定証
を使って、約9万円でした。
幸いにも、主治医が朝・昼・夕とこまめに様子を見にきてくれたほか、看護士や
療法士もよくしてくれて、入院中は快適、というか、不安なく過ごせた。
でも、傷と胸の多少の変形を見たときはやっぱりちょっと哀しかった...